『一発逆転』通信

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    今日のかて 「心を神と一つに」
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      c.今日のかて

      【列王記上11:26ー28,37,38】

      ※この箇所に付随して今日は列王記上11-14章を参照して見てください。


      主はヤラベアムをダビデと同様に王として選びました。

      神からの彼の選びはダビデと同様に、寡婦の子というイスラエルの中の最も小さい一人であり、忘れ去られるような存在の一人でした。決して歴史の表舞台に出るような人ではなかったかも知れません。

      そして、ダビデと同様に忠実に王に仕えるものとなりました。

      やがて、ダビデがサウルに命を狙われたように、ソロモンに殺されそうになり、イスラエルがエジプトで長らえたようにエジプトに逃げて、やがてその試練を越えて、ソロモンから国を裂き渡され北イスラエルの王となるため、ソロモンの死後、イスラエルに帰ります。

      彼の何が神を喜ばせたのかは私達にはわかりませんが、しかし確かにダビデの歩みと重なるように歩んだ、主に愛され選ばれた王であるという事が、その人生の歩みと神から約束された召しから伺い知ることができます。

      問題はここからです。

      神はなぜソロモン(正確にはソロモンの子レハベアムからですが)からヤラベアムにイスラエルの国を裂き渡されたのか。

      それはソロモンの心が神から離れ、神に背くようになったからです。そしてその現れとして、彼は異邦の神々の祭壇を国に築きました。

      彼は多くの異邦人の女達を愛し、彼女達が崇めた異邦の神々の祭壇をエルサレムに建てるに至ったのです。

      もちろん神からソロモンは二度も警告を受けましたが、彼はそれを退け、彼の心は神を退け離れていったことがわかります。

      つまりは、ソロモンの心が神のものではなくなったから、神はイスラエルの国をヤラベアムに裂き渡したのです。

      残ったユダの国は、ダビデとの約束の故にダビデの子孫であるソロモンの子達に残したものに過ぎませんでした。

      それをヤラベアムは目の当たりにし、それを理由としてヤラベアムにイスラエルの国を裂き渡すと約束されているのですから、ヤラベアムは如何に神に対して生きるべきか知っていたはずなのです。

      しかし、結果はヤラベアム自身が自ら別の祭壇を建て、神に逆らう者となりました。

      このことによって、ヤラベアムの子孫はこの地から消え失せることとなりました。

      ここでわかることは神の約束は神が語られた通り必ずなります。確かにヤラベアムは北イスラエル王国の初代王となりました。

      しかし、彼は神の言葉の全てには忠実ではありませんでした。

      もしも彼の心が主だけのものであったなら、彼の目が主だけに注がれていたなら、彼は生涯に渡って神の言葉の全てに忠実に生きることができたでしょう。

      でも、彼が王になった時、一度神の約束が成就した時、人の本心はここに現れます。ここに人の高慢と、その高慢の故に神に逆らい立つ心が現れる。

      彼の心は王であることを如何に維持するかという所にあり、人々の関心を自らの方に向けようと、自らの得た王の力で、異なる祭壇を、異なる神を自ら造り出したのです。

      このつまづきは北イスラエル王国が滅びるに至るまで続く重いものとなりましたし、またユダが滅び行く原因に先立ち、イスラエルが神から背を向ける姿をもってユダをも神から引き離す影響を与えた原因ともなりました。

      だから、ヤラベアムの子孫は全て滅び、消滅させられたのです。

      私達が神を愛し、神を喜ばせる時、神は私達を愛するがゆえ、私達を選び、神の約束と共に、神の召しを与えられます。

      それは神の約束を成就するための大切な働きの召しです。

      しかし、それが成就した時、自らに現された神の栄光や、与えられた地位、名誉を自らのものにせんと、心奪われるなら、そのことが神への心を失わせるのです。

      神が自分をどれほど愛してくださったのか。

      全てが愛すればこそ注がれた一方的な恵み故に神が成された御業であり、自らのものでは何もないこと。

      そしてこれほど愛されたからこそ、神のみに心を向け、神だけのものとして神を愛し続けること。

      それこそが神の約束を永遠に成就する鍵となります。

      ただ単一に一つ心で(全き心で)神を愛し、その心が、その目が、永遠に神から離れないこと。その心が神の心と一つであり続けること。

      それに勝って神の御業が成されることも、約束が成就することも、栄光が現されることもありません。


      【歴代誌16:9(新改訳)】

      16:9 主はその御目をもって、あまねく全地を見渡し、その心がご自分と全く一つになっている人々に御力をあらわしてくださるのです。


      ダビデはただそのように神を愛し続けたのです【列王記上9:4,5】。永遠に。そしてそのことが子孫に及ぶまでの祝福の約束となったのです。


      あなたが神様から語りかけられた大切な約束の言葉は何ですか?

      もう一度神の愛の原点を思い出し、自分の姿を見てみてください。

      全てはそこから始まり、そこから永遠の歩みに至るのですから。



      ※今日の聖書箇所です。ご参照ください。


      【列王記11:26ー28,37,38】

      11:26 ゼレダのエフライムびとネバテの子ヤラベアムはソロモンの家来であったが、その母の名はゼルヤといって寡婦であった。彼もまたその手をあげて王に敵した。

      11:27 彼が手をあげて、王に敵した事情はこうである。ソロモンはミロを築き、父ダビデの町の破れ口をふさいでいた。

      11:28 ヤラベアムは非常に手腕のある人であったが、ソロモンはこの若者がよく働くのを見て、彼にヨセフの家のすべての強制労働の監督をさせた。

       [中略]

      11:37 わたしがあなたを選び、あなたはすべて心の望むところを治めて、イスラエルの上に王となるであろう。

      11:38 もし、あなたが、わたしの命じるすべての事を聞いて、わたしの道に歩み、わたしの目にかなう事を行い、わたしのしもべダビデがしたように、わたしの定めと戒めとを守るならば、わたしはあなたと共にいて、わたしがダビデのために建てたように、あなたのために堅固な家を建てて、イスラエルをあなたに与えよう。


      【列王記上9:4,5】

      9:4 あなたがもし、あなたの父ダビデが歩んだように全き心をもって正しくわたしの前に歩み、すべてわたしが命じたようにおこなって、わたしの定めと、おきてとを守るならば、

      9:5 わたしは、あなたの父ダビデに約束して『イスラエルの王位にのぼる人があなたに欠けることはないであろう』と言ったように、あなたのイスラエルに王たる位をながく確保するであろう。

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